2025.06.12 Thu
HHKB Professional HYBRID Type-Sの長期使用レビュー!4年間使ってみた
HHKBのキーボードHHKB Professional HYBRID Type-Sを使い始めて4年が経過しました!今回はこのHHKBのキーボードを使ってみた感想などを画像を交えながらレビューをしていきたいと思います。
HHKB Professional HYBRID Type-Sを4年間どのように使ってきたか?
まず始めに自分が4年間どのようにHHKBのProfessional HYBRID Type-Sというキーボードを使ってきたのか?というところからご紹介します。
無刻印の英語配列モデル「墨」を使っています
HHKBのProfessional HYBRID Type-Sにはカラーラインナップで3色(墨・白・雪)があり、それぞれに英字配列・日本語配列を選ぶことができ、さらにキーキャップの無刻印と刻印の2つのバージョンがあります。
その中で自分は墨というカラーの英字配列、キーキャップの無刻印モデルというものを使っています。
Bluetooth接続の無線で使っていて有線ではほぼ使っていない
HHKB Professional HYBRID Type-Sではハイブリッドとあるように、無線・有線どちらの接続方法にも対応をしているのですが、自分の場合はほぼ100%無線で使っています。
たまーに電池が切れて予備の電池に取り替えるのが面倒な時にType-CのUSBを接続して使うことがあるのですが、手が空いたらすぐに電池を取り替えて無線接続に戻すようにしています。
接続して使用している端末はMacのみ
また、HHKB Professional HYBRID Type-SはWindows・Macともに対応をしているキーボードなのですが、自分はMacでのみ使っています。
そもそも最近はWindowsの電源をつけてもいないのであれですが、Windowsを使う時には購入時についてきたおまけのキーボードを使っていたりします。
HHKBのほかにはMacBook本体のキーボードを使っています
MacBookを開いて使っている時にはMacのキーボードを使っていて、いわゆる尊師スタイル的にどんな時にもHHKBのキーボードを使う!みたいな形では使っていません。
また、めったにないことなのですが外出先にMacBookを持って行くときにもキーボードを持ち歩くようなことはしていません。出張で数日間オフィスなどで作業をする時にもMacBookの本体キーボードを使うようにしています。
キーボード配列のカスタムは利用していません
HHKB Professional HYBRID Type-Sの特徴の一つとして、キーマップ変更ツールというソフトを利用して、その名の通りキーマップを変更することができるのですが、そのようなこともしていません。
Macユーザの中にはKarabinerのようなキーマッピングソフトを利用されている方もいらっしゃるかと思いますが、自分はそのようなソフトも利用はしていません。
また、制御キーの割り当てを変更できるDIPスイッチがキーボード本体の底面についているのですが、そちらも変更はしておらずHHKBのオリジナルのままで利用をしています。
ただ、HHKBのキーマップ変更ツールはファームウェアのアップデートで利用するということを今知ったので、この機会に入れてファームウェアのアップデートだけしておこうかな?とは思っています。
なぜHHKBのHYBRID Type-Sを購入することにしたのか?
HHKBのHYBRID Type-Sを購入する前に、浅めのキーボード沼にハマりかけておりまして、どんなキーボードを使ってもいまいちしっくり来ていませんでした。
どんなキーボードを試してみたか?というと...
HHKB Lite2を使っていたがType-Cが主流になったことで不便になってきた
まずはHHKB Lite2というキーボード。今はおそらく廃盤になっていると思いますが、このキーボードを数年使っていました。
特に仕事場と自宅用で2つくらい購入し、同じ環境で作業できるように!なんてこともしておりました。
が、MacBookがType-Cのポートしかつけなくなってきた頃から雲行きが怪しくなり、最初はUSBハブなんかをつかっておりましたがどうしても邪魔になってしまったので、他のキーボードを探すことに。
というのもこのHHKB Lite2はUSB1.1という規格の有線接続のみだったんです。
メカニカルキーボードの青軸を使ってみたが想像以上にうるさかった
そして手を出し始めたのがメカニカルキーボードで、青軸以外にも色々な軸を試しましたが、想像以上に打鍵音が響いてしまいました。
深夜キーボードを使っていた翌朝に、他の部屋で寝ていた妻に「遅くまで仕事してたね!お疲れー!」とねぎらってもらうほどだったので、ちょっとどうにかしようとHHKBのHYBRID Type-Sに手を出したという経緯でした。
HHKB Professional HYBRID Type-Sを4年間使って良かったと感じるところ
ここからは実際に4年間HHKB Professional HYBRID Type-Sというキーボードを使っていて、このキーボードにして良かったな!と感じるポイントを画像を交えながら紹介していきます。
最初に言っておくと、HHKB HYBRID Type-Sを使い始めたらキーボードを使うのが楽しくなったとか、無駄にタイピングしてしまう!みたいなことは残念ながら一切ないです...
ただ、現状他のキーボードに変えようかな?と思ったこともないくらいには満足をしています。
電池の持ちがとても良くて1年に数回の電池交換をすればOK
HHKB Professional HYBRID Type-Sを無線で使う場合は単三電池を2本使うのですが、自分の場合はamazon basicの充電池を6本くらい用意して、極力充電されたものを用意するようにしています。
そしてこの電池の持ちがすこぶる良いのも魅力。年に数回程度交換をするだけで良いほどです。ただ、交換頻度が低すぎて充電池のありかを探すのに手間取ってしまうことも。
コンパクトでデスクの上の場所を取らない
テンキーなど他で代替可能なキーを極力取り除かれており、コンパクトなサイズになっている点もHHKB HYBRID Type-Sの魅力の一つだと思います。
と言っても極度にキーボードを減らしすぎてはいないので、届いてからすぐ練習等なしで使い始めることができるくらいになったバランスの良さもポイントです。
キー配置は確かに独特な部分があるものの他のキーボードとの併用も可能
HHKBのキーボードで言われることがあるのが、キーボードの配置が独特で慣れるのに時間がかかる、みたいなことだったりします。
ただ自分の場合は、確かに違いはあるものの違和感を感じるほどではないかな?と思っています。逆にこのHHKBの配置が最高!みたいなこともあまり感じません...
そしてHHKBとMacBook本体キーボードの利用の割合は9:1くらいだと思うのですが、切り替えた時にタイプミスが多くて大変!みたいなことが起こったこともないので他のキーボードとの併用も問題がないように思います。
シンプルなデザインで単純におしゃれ
これは無刻印のモデルを選んで良かったなぁと感じている点なのですが、シンプルなデザインでデスクに置いておくだけで絵になるキーボードだなぁと思っています。
タイピングが静かなので夜作業をしていても音がうるさくないかな?という心配がない
メカニカルキーボードからHHKB HYBRID Type-Sにした大きな要因が打鍵音だったのですが静電容量無接点方式のキーボードということもあり、夜に作業をしていても音が気になるということもなくなりました。
掃除・メンテナンスが楽にできてキレイに使うことができる
このようにすこーし汚れてきたかな?と思ったらキーキャップをさっとはずして拭き取るだけでキレイになってくれます。
キーキャップを外して拭き取り掃除をする以外には、amazonで購入したこのキーボードブラシを使って週1・2回ささっと掃除をするくらいです。
4年間毎日のように使っていてもダメージや劣化がほぼない
新品のHHKB HYBRID Type-Sと比べたわけではないので、比べてみたら全然違った...みたいなこともあるかもしれませんが、ダメージや劣化が少ないように思えるのも気に入っているポイント。
実用面では一切壊れた?と思ったことがなく、外観でもスペースが少し色が変わってるかなと思う程度です。
この変色も長く使ったなぁと経年変化を楽しむことができる範囲なので、個人的には全く問題ありません。
HHKB Professional HYBRID Type-Sを使っていて気になるところ
ここからはHHKB Professional HYBRID Type-Sを使っていて気になるポイントを少しだけご紹介していこうと思います。
無刻印ならではですが数字の押し間違いが起こってしまう
キーキャップに刻印が一切ない無刻印モデルを使っているので、当たり前なのですが数字にも刻印がありません。
そのため、普段慣れない並び順の数字を入力する時には少し押し間違いをしてしまうことがあります。
これは刻印・無刻印関係なくタイピングが上手じゃないというのも理由かもしれませんが...
電池格納部分の出っ張りが気になる
先ほどシンプルなデザインが魅力と感じているということを紹介したのですが、電池の格納部分の出っ張りだけは少し気になります。
無線接続に対応をしていて、長く愛用をできるようにするために充電池を搭載しないことや、無駄を削ぎ落としてコンパクトなサイズにしていることで、ここに出っ張りをつけるしかなかったんだろうということは想像できます。
ただ、どうせならもうちょっと何か良いアイデアがないのかな?というのが本心だったりします。
白モデルの無刻印に乗り換えをしたい気持ちになってきている
雪モデルという真っ白なモデルが出てからはそちらが人気だったりするのかな?と思いますが、自分は白モデルが気になっています。
購入当初は全く迷うことなく墨を選んだのですが、白モデルのレトロな感じが良いよなぁ!と思っていて、自分を説得できるような購入するきっかけが何かないかなぁと考えたりもしています。
シンプルで長く愛用できるキーボードをお探しならHHKB HYBRID Type-Sはアリだと思います
もちろん用途によって変わってくる部分もあるかとは思います。
ただ、シンプルなデザインで飽きが来ないというのもありますし、耐久性にも優れているので、長く愛用できるキーボードをお探しの方の選択肢にはアリなんじゃないかな?と思います。
用途の面でいうと、HHKBにはキーボードもラインナップされているので、今回ご紹介したHHKB HYBRID Type-Sがちょっと違うかも?と思われた場合には、HHKBの他のキーボードをチェックしたりレビューを探されてみても良いかもしれません。
それでは今日の「そらまが」はこの辺で!また次回の更新もお楽しみに。
HHKB Professional HYBRID Type-S 英語配列 無刻印の詳細情報
項目 | 内容 |
---|---|
インターフェース | Bluetooth 4.2(LE) Class2、USB Type-C |
無線操作距離 | 最大10m |
カスタマイズ機能 | DIPスイッチ、キーマップ変更機能 |
キー数 | US配列60キー, JIS配列69キー |
キー仕様 | 静電容量無接点方式、キーストローク3.8mm、押下圧45g |
サイズ | 294(W)×120(D)×40(H)mmキートップ上面まで |
質量(電池含まず) | US配列540g, JIS配列550g |
電源 | 単3形乾電池×2本、USBコネクターからの給電 |
動作時間 | アルカリ乾電池使用時の目安:約3カ月) |
互換性 | Windows、macOS、Android、iOS、iPadOS、visionOS |
今日の写真の撮影機材を紹介
今日の記事に掲載された写真たちは以下のカメラやレンズで撮影をしました。